理系科目 何を選択すれば良いか迷っている人へ

高校に入学すると必ず通らなければならないのが文理選択
自分は文系に行くのか、理系に行くのかを決める事です

文系を選ぶと歴史や経済など社会系科目を勉強する時間が増えます
理系を選ぶと数学や理科など理科系科目を勉強する時間が増えます

余談ですが国の調査では、
全国の高校のうち約66%の学校で文理でコース分けを行っており
その中で理系を選ぶのは30%程度であるという結果が出ています

理系の道に進むのが全体の3割しかいないなんてとても残念です

ここでは理系を選択した人がどの科目を選択すればいいのか考えてみましょう

理系科目って何が選べるの?

まずは理系で選択できる科目についてです
高校の普通科に通っている場合、数学2科目+理科2科目を選択する場合が多いでしょう

ここでほとんどの学校で数学は必須科目になります
2年生で数学II+数学B
3年生で数学III(+数学C)
を取るのが一般的だと思います(原則、選択はできない)

次に理科科目ですがこれは学校によって開講している科目が違ってきます
多くの学校では物理・化学・生物の3科目の中から選ぶ場合が多いのではないでしょうか

物理:計算型        公式をどう使うかが問われる 練習が必要
化学:暗記・計算バランス型 暗記と計算両方できないと高得点は難しい
生物:暗記型        専門用語が難しいので内容に興味がないと難しい

計算型と暗記型がありますが正直頑張ればどちらでもなんとかなります
自分の興味のある科目を選ぶべきでしょう

物理LOVEであるモモンガ的には 物理+化学 がおすすめですが
実際は 化学+生物 を取る人が多いみたいです

モモンガ
モモンガ

モモンガが高校生だった時は
1年:物理+生物
2・3年:物理+化学
を選択したよ!

実際のデータを見ると化学+生物が多い

詳しくみていきましょう!
2022年度の時点で選択可能な理科科目は以下の10科目です

  • 科学と人間生活
  • 物理基礎
  • 物理
  • 化学基礎
  • 化学
  • 生物基礎
  • 生物
  • 地学基礎
  • 地学

このうち自分の通っている学校で開講されていない科目はそもそも選択できません
先生の専門分野と人数のバランスによると思いますが
物理・化学・生物の各科目を教えることのできる先生はどこの学校にも1人はいるでしょう

参考までに文部科学省が発表している公立高校の履修者割合を紹介します

科目科学と
人間生活
物理基礎物理化学基礎化学生物基礎生物地学基礎地学
普通科
履修割合[%]
11.565.622.893.438.394.328.234.61.2
出典:文部科学省 平成27年度公立高等学校における教育課程の編成・実施状況調査

この表からわかるとおり
物理基礎、化学基礎、生物基礎を選んでいる人の割合が多いですね

しかし注意点があります
大学進学を考えないのなら基礎科目を取ればいいのですが
大学へ行きたい場合、入試科目に基礎科目がない場合があります

この場合は大学が指定する科目でないと受験ができないので
文理選択の時は、具体的な大学名まで分からなくてもいいですが
学部くらいはぼんやり決めておいた方が良いでしょう

例えば受験に必要な科目が 物理・化学 なのに
化学+生物を選択しても意味ないですので・・・

まとめますと

1:理系科目は 数学2科目+理科2科目 が多い
2:数学は必須科目なので選択できない
3:理科は科目ごとに特徴があるので、自分の興味で選ぶべし(どの科目でも差はない)
  ただし、大学進学する場合は入学試験の科目も調査しておいた方がベター

以上、モモンガでした

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